予防接種
インフルエンザ予防接種
インフルエンザはウイルスによって引き起こされる全身に症状の出る感染症で、重症化すると体力のない高齢者や乳幼児などでは生命にかかわる場合があるので、特に注意が必要です。
インフルエンザの予防には、予防接種が有効です。
ワクチンを投与することで体内に抗体をつくり、病気にかかりにくくしたり、かかっても重い症状にならないようにすることができます。
その他のインフルエンザ予防のポイント
- 栄養と休養を十分にとる。
- 人ごみを避ける。
- 適度な温度・湿度を保つ。(ウイルスは低温・乾燥を好む)
- 外出後の手洗いとうがいの励行。
- マスクを着用する。
インフルエンザに感染してしまったら
- 冬期の急な発熱(高熱)はインフルエンザ感染の可能性が考えられます。
- インフルエンザかな、と思ったら早めに医師の診断をうけるようにしましょう。
- 発症後、出来るだけ早く治療を開始することで、重症化を防げます。
肺炎球菌ワクチン(予約制)
肺炎球菌による肺炎をワクチンで予防しましょう。
あまり知られていないことですが、日本人の3大死因(がん、心臓病、脳血管疾患)に次ぐ第4位は実は肺炎なのです。
特に、高齢者、慢性の肺疾患・心疾患、腎不全、糖尿病、免疫不全などがある方は肺炎などの感染症にかかり易く、重症化する傾向があり、危険です。
肺炎球菌ワクチンとは?
- 肺炎球菌が原因となって起こる、肺炎などの感染症を予防するためのワクチンです。(※すべての肺炎を予防するわけではありません)
- 接種することによって、肺炎による入院や死亡の危険を減らすことが期待できます。
- 1回の接種で5年以上免疫が持続すると言われています。
- 季節を問わず、いつでも接種できます。
- 十分な間隔をあければ、再接種が可能です。(概ね5年以上)
その他の予防接種(予約制)
熊野前にしむら内科クリニックでは、上記の他に風疹ワクチンなどの接種を行っております。
接種希望の方は在庫の関係もありますので、まずはお電話にてご予約をお願いします。
※風疹ウイルスに免疫のない妊娠前半期の妊婦さんが風疹に罹ると、感染が胎児に及び先天性風疹症候群が高い頻度(妊娠1か月で50%以上、2か月で35%、3か月で18%、4か月で8%程度)で発生するといわれております。
先天性風疹症候群の主な症状は、白内障、先天性心疾患(心室中隔欠損、心房中隔欠損など)、難聴などがあり、注意が必要です。